症例
40代女性
管楽器ジストニア
この方は趣味でトロンボーンを習っていている方です。
トロンボーンを吹く時に、どうしても呼吸のしにくさを感じ、その為疲れ易く、一曲最後まで演奏しきれないとのこと。
また、唇がずっと震えてしまうため、音がぶれたりして特に高い音が出しにくいとのことでした。
感覚神経と運動神経が上手く意識出来ずに、少し焦りがあり苛立ちがあり感情的にもなられていました。
カウンセリングをとおして、何がポイントなのかを説明させていただきました。
施術としては、腹部の硬さ、首周囲の筋肉、肋骨下部の硬さ、横隔膜、肩甲骨周囲の筋肉、頭や顔
口や顎周囲の筋肉の硬さの柔軟性を出しました。
その結果、最近の中では1番音の出しやすさを感じるとのお話。
私自身、音楽をやられてる人の呼吸や声帯といったところのお悩みをきいた経験が少ないのですが、発声やあるいは、楽器などの演奏も筋肉・骨格・神経などがもちろん正常に働いててはじめてできる「運動」です。
人はかならず脳を働かせる時に、運動、思考、感覚、感情といったものが連動して働いています。
思うように楽器を演奏したいという、向上心が高さや、練習量も多さや、焦り過ぎた結果、筋肉の緊張を生んでしまい、上手く演奏出来なくなってたのかもしれません。
当院では、施術はもちろん、しっかりとカウンセリングをすることで1人で悩んで解決できないことの糸口になることも出来ます。
「こんなことって誰に相談したら良いのか?」と疑問に感じるお体の悩みも悩みのままにしてしまうと
何も前に進めません。
後悔されないためにも、お気軽にご相談していただけますと、当院で良い方向に向かうお手伝いができるかもしれません。
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